【書】夫婦共働き家庭に「夫を立てる」は必要か?『夫の年収を2倍にする奇跡のほめ言葉』鈴木あけみさん著


著者の鈴木あけみさんは、

離婚させないのがモットーという夫婦カウンセラーです。

2011年3月初版の本ですが、どうしても気になり購入しました。

仕事柄、大正~昭和初期生まれの女性からアドバイスをもらうことが多いですが、

彼女たちも決まって「夫を立てる」ことの重要性を述べます。

「今は女性も稼ぐ時代だし、家庭を守るのは女性だけの仕事ではないと思うのですが・・・」と内心疑問を抱きつつも、

この夫婦構造に「家庭円満のヒント」がありそうで耳を傾けてみます。

そして、なるほどと思うことがたくさんあるのです。

妻としての心構えが随所に

私は「夫婦共働き」には「夫をたてる」という概念は必要無いものだと思っていました。

そもそも「夫を立てる」ってどんなことなのでしょうか?

三つ指をついて「あなた帰りなさい」といい、

ご飯やお風呂は夫が先という時代ではありません。

かといって、「男女平等」の名の下なんでも女性のやりたい放題ということをしていると、

どこかで無理が出てくるのも経験していました。

現代には現代なりの「夫の立て方」があるかもしれません。

もしくは、基本的なものが存在していて、そこを守ることが重要なのかもしれません。

本著には随所に「妻としての心構え」が書かれています。

“世の中には「夫と結婚してあげた」と思っている女性が多いようです。”

“本当に出世する夫の奥さんは、家では「ほめ妻」で夫を立てています。”

“夫を大事にしない妻に、幸せが待っているとはとても思えません。”

旦那さんに出世してもらえば、その経済力が夫婦円満の要素になる可能性はあります。

しかし出世云々は別にしても、夫婦が仲が良いのは人間的に成熟している結果のような気がします。

そして夫婦円満は、家庭において重要な要素です。

夫を立てると、なんでも旦那さんのいいなりならなくてははいけないのか?

家事を分担し、お互いの収入もある。

旦那さんが働いて、奥さんが家事という昔とは違う世界になってきた。

私は「夫を立てると」なんでも旦那さんのいいなりにならなくてはいけないのか

という心配がありました。

しかし、著者の鈴木あけみさんは、キッパリこう述べています。

“「男の人は、おだてられたり感謝されたりするのが大好きなのよ。

どんどんほめていい気分にさせなさい。そうすれば、あなたにも絶対いいことがあるから」”

“ふだんから、夫婦としての絆をしっかり作り上げていれば、

いざというときにはビシッと言いたいことが言えるのです”

お互いが、努力してこそ夫婦関係はうまくいくものです。

とりわけ女性の方が、変わることに肯定的ですぐに受け入れる能力があります。

“夫を幸せにすることが、あなたが幸せになるためのいちばんの近道なのです!”

キッパリ言い切る鈴木あけみさんの言葉に、こちらも襟を正して読みたくなります。

実践あるのみですね!